介護保険制度改正のポイントと【介護保険制度】
介護保険制度改正は、5つのポイントと3つの重要な視点で押さえる事ができます。まず5つのポイントをあげますと①予防重視型システムの確立②施設給付の見直し③新たなサービス体系の確立④サービスの質の確保⑤負担の見直しです。さらに3つの視点とは①明るく活力ある超高齢社会の構築②制度の持続可能性③社会保障の総合化です。
介護保険制度改正の5つのポイントのひとつである「予防重視型システムの確立」は、今まで以上に「予防」という視点を取り入れ、それをシステム化した事がポイントになります。簡単に言いますと、高齢者が身体的に重度化しないように従来の制度に新たなサービスを取り入れたという事になります。具体的には、「地域包括支援センター」という機関が新たに誕生しました。この地域包括支援センターは、全国各地域に配置され地域で介護になる恐れのある高齢者を把握して、その高齢者に対し重度化しないように効果的な介護予防サービスを提供することを目的としています。2006年4月より施行されたばかりの地域包括支援センターという新しい機関ですので、まだたくさんの問題点を抱えております。その問題点とは、地域にぴったり合った介護予防サービスが確立していないということが挙げられます。
地域包括支援センターに配置されている専門職は、主任ケアマネ、保健師、社会福祉士と福祉・医療の専門職が配置されておりますが、他にも多くの仕事を抱えていることもあり、地域への活動に手がまわらないというのが現状のようです。しかし、今回の介護保険制度改正によって今後益々地域に根ざした介護予防システムが発展していくことでしょう。また地域包括支援センターが中心となった、地域づくりには期待していきたいですし、地域で生活している高齢者をはじめとする地域住民の協力も必要となってくることでしょう。明るく活力あるこれからの日本の超高齢社会の構築をしていきたいものです。
